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今、日本に起きていることは、事故直後のロシア政府の対応と同じです。
事故から数年被害の実体を隠蔽し、その結果
ロシアでは各地で原発の事故収束にあたった人やその子どもたちにまでも健康被害がでました。
それは、ガンや白血病だけでなく、心疾患や血液の病気、脳溢血にはじまり、内臓疾患や目の異常、
体力や免疫力の低下によるあらゆる疾患がでてきており、授業をまともにできない地域もあるそうです。
しかし、5年後には「チェルノブイリ法」を制定し、移住、保養、健康検査とその治療、
食品の検査体制や給食の安全対策など、国をかけての施策が施行されています。
チェルノブイリ原子力発電所事故の影響について、ロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフを中心とする
研究グループが2007年に報告書をまとめ、日本でも2013年に岩波書店から
「調査報告チェルノブイリ被害の全貌」として、翻訳出版されました。
IAEAが公式にチェルノブイリの事故被害者として認めているのは、甲状腺がんによる被害者4000人。
それに対してこの調査報告では事故による死者は、1986年から2004年にかけて、
少なくとも98万5000人と推計されています。
私たちはチェルノブイリの経験からまだまだ多くのことを学ぶ必要があります。
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