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2013年度活動内容とご寄付の報告 

2014年7月

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日頃より子ども全国ネットへのご支援ご協力を頂き、心より感謝申し上げます。

昨年度は、主に「原発事故子ども・被災者支援法」の施策の具体化に向けて、

支援法市民会議、支援法ネットワークなど、 他団体との連携を計りながら、

広報活動を中心に、支援法推進活動に邁進してまいりました。

また、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)

の助成金も受託し、ネットワークの登録団体を通じて、 支援法の周知や、

地元自治体への意見書提出呼びかけを行い、また社会に支援法を広めていくよう、

メディアを通じて働きかけ、一般向けの周知キャンペーン等にも、取組みました。

残念ながら、支援法の施策内容は、法案の理念とはほど遠いものとなりましたが、

この間、みなさまのご支援を頂きなら動いてきたつながりや知見を、

次ぎに向けて活かしていきたいと思います。

他にも、これまで関東以外で初のネットワークの地域ミーティングとして、

関西の避難者や地域の会が主体になり、関西ミーティングを開催しました。

そして、キックオフから4年目に入りました今年度、2014年1月より、

子ども全国ネットの運営事務局は、NPO法人として、新たなにスタートしました。

事故から時間が経過した現在、事故直後から動いてきた団体や、

各地の会の方々の中には、休会されたり、解散されたところもあります。

しかし、避難された方への支援も後退し、被ばく影響への理解や関心も薄れつつある中で

20mSv/時以下という規準での避難地域の帰還も始まり、福島県民健康調査による

甲状腺検査の結果ですらも、被ばく影響を認めようとしない国の対応と、

状況は増々厳しいものになってきています。

このような今だからこそ、必要な時にはいつでも動ける場として、

私たちネットワークのゆるやかなつながりが、何よりも大事との思いを新たにし、

東北震災支援義援金の受託を受け、事務局の法人化への準備を進めてきました。

おかげさまで昨年6月から、Our PlanetTVの事務所に事務局を置かせていただき、

新たにホームページもリニューアルし、さらに情報発信を高めたいと取り組んでいます。

皆様からご支援頂きました支援金は、下記の通り使用させていただきましたので、

ここにご報告させていただきます。

皆様の温かいご支援ご協力に、心よりお礼申し上げます。

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そして、4年目に入りました今年度、何よりも子どもたちの保養を進めること、

健康影響を最小限に抑えるために検診の制度化を訴えていくこと、

汚染の実体把握するための土壌の測定など、

まだまだやらなければいけない活動がたくさんあります。

事務局や運営スタッフも、それぞれ家庭や仕事の他に、自分たちの活動を抱えながら、

ひとつでも前に進めたいと日々頑張っております。

まだまだ、思うように出来ないことばかりですが、一歩でも前に進んでいけるよう 、

今後とも、皆様からの温かいご支援・ご協力を、心からお願い申し上げます。

●2013年度活動レポートはこちらから

●2013年度の収支報告(内訳)はこちらから

●収支報告書 クリックすると拡大します。

2013年度収支報告ホームページ用 Sheet1